2010年07月12日

夏バテ薬膳

 いやー、なんですかこの湿気は!80%も湿度があって、スチームサウナ状態ですね。
 こんなとき、冷たいビールをゴクゴクと一杯!とやりたいところですが、これはNG。胃腸が冷たさでダメージを受けてしまいます。
実は、わたくし、わかっていながら、昨日昼間やってしまいました。
あまりの暑さに、ゴクッと冷えたビールを一本。直後に胃に違和感を感じて、その後、次の日になっても胃が不調。
 どんなに暑くても、まず熱燗。その後胃が温まってからビールという飲み方をされていた、漢方の先生がいましたが、ホントはそれがいいですね。冷たいものをいきなり飲むのは思う以上にダメージが大きいですよ。
 さて、夏バテにはウナギが有名ですが、私は、うなぎより、ドジョウをお勧めします。ドジョウには、体の余分な水を外に出す効能があり、湿気の多い時期には最適の食べ物です。
 浅草の「駒形どぜう」なんか、最高ですよね。品川も旧街道筋にどぜう屋があってもよさそうなのに、ないですね。




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2010年07月05日

夏バテ対策

「夏バテでだるーい!」、そろそろ耳にするフレーズです。
夏バテの原因は、暑さと、湿気。体の中に、熱と余分な水分(湿)がたまります。この湿と熱という本来体内にありすぎてはならないもの(邪気)が直接の原因です。
湿邪の特徴は、重だるさを生むこと。体が重くてけだるい感じを生みます。熱邪はそのものズバリ、体を熱くし、火照らせます。
 対策は、簡単明快!体を冷まして、湿を取る。とはいっても、温度的に冷たいものを飲食するのはご法度。水分の代謝を行う脾臓が、冷たさを極端に嫌うのです。ここが冷えると、ますます余分な水が体内にたまります。
 そこで、成分的に体を冷まして、しかも利尿作用のある食べ物が夏バテには良いということになります。
 まずは、スイカ!とくに白い皮の部分がいいんです。これを捨てるのはもったいない。「西瓜皮(セイカヒ)」といって、乾燥させたものは漢方薬として使われるのですよ。
 緑の皮の部分を削って、赤い実の部分を薄く残して、一口大に切、塩を軽く振って、冷蔵庫で一晩。おいしい夏バテ解消一夜漬けの出来上がり。味噌漬けにしてもおいしいぞ!
 

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2010年06月18日

枸杞の花が咲きました

杞菊茶でご紹介した、枸杞の実ですが、マンションの玄関に枸杞の花が咲きました。紫色のかわいい花です。

枸杞は、都内でも結構見かけますよ。自生しているのか誰かが植えたのかはわかりませんが、えっ、こんな所に?という感じで、あります。いまだと、花が咲いてますから、わかると思いますよ。

私が、3月まで勤めていた大森の東京衛生学園専門学校の玄関前の桜の木の下にも、生えてます。

実だけでなく、葉の薬効も高く、お茶にしたり、炒めて食べたりと、枸杞葉は、薬膳にもつかわれます。ネットで買えるようですよ。
枸杞の実と同じく、肝腎要(かなめ)の肝と腎の働きを良くします。

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2010年06月15日

梅雨の薬茶「利水茶」

アキュサリュート高輪では、患者さんに季節のお茶をお出ししています。
昨日から、梅雨の薬茶「利水茶」を出し始めました。
「利水」とは、身体の余分な水分を外に出すこと。平たく言えば、おしっこを良く出すということです。
内容は、蓮葉と、南蛮毛です。

梅雨の時期、湿気がどうしても多くなります。せんたくものが乾きにくいように、身体も乾きにくく、余分な水分がたまってしまいます。

余分な水分は、気の通りを悪くします。身体の重だるさや、関節の痛み、神経痛などを悪化させます。
この時期、余分な水分を良く出す作用のあるお茶がいいですね。

そこで、利水茶!
蓮の葉は、荷葉とも呼ばれ、水を出す作用があります。さわやかな味です。
南蛮毛とは、トウモロコシのひげのこと。玉米鬚とも呼ばれ、漢方薬としても使われています。もじゃもじゃしたところが、南蛮人の金髪のヒゲのようだからこの名がついたのでしょう。
やはり、水を出す作用があります。
これは、八百屋さんで、もらえるかもしれません。ひげの部分を乾かした後、軽く煎じてください。半乾きが、トウモロコシの風味がよく出て、おすすめです。

蓮葉も南蛮毛も、冷やしも温めもしない「平」の性質なので、冷え性の人にもおすすめできます。

100615-142706.jpgもじゃもじゃ南蛮毛

100615-142717.jpgさわやか蓮の葉
posted by 院長 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬茶・薬膳

春の薬茶「杞菊茶」終了

アキュサリュート高輪では、季節の薬茶を、患者さんにお出ししています。

先週までは、「杞菊茶」でした。枸杞の実と、菊花のお茶です。
枸杞には、肝と腎の働きを良くする効果があります。肝と目は深く関わっていますので、目の働きも良くします。
菊花も肝に働き、身体を冷ます働きがあるので、肝の熱を冷ます効果があります。

春は、陽気がだんだん上がってきます。しかし、身体の冷房機能はまだ、うまく働かないので、身体に熱がこもってきます。
とくに、ストレスをさばいたり、気の流れを調節する役目の肝が、空回りしやすい時期なので、肝が熱を持って、のぼせや、イライラ感が強くなる時期でもあります。

こうしたときに、杞菊茶は、肝の熱を冷まし、肝の機能を元に戻す作用があります。
春にぴったりの薬茶です。
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posted by 院長 at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬茶・薬膳