2013年03月24日

よもぎ蒸しいよいよ開始

先日、後藤昆山が湯治を推奨していたという話から、湯治がわりによもぎ蒸しを取り入れようと考えた話を書きましたが、よもぎ蒸しを実際試してびっくりです!
温泉の後のあの、ホワーんとした感じを充分味わえるのです。何人かの患者さんにも試していただきましたが、非常に好評です。普通は治療中には寝ない患者さんも、大いびきでぐっすり!
気の流れも非常に良くなるように思います。

昨年末から、韓国からよもぎ蒸し用の椅子とかも取り寄せて、いろいろ試してみましたが、座る部分に丸く穴のあいたよもぎ蒸し専用椅子では、局部に蒸気が集中攻撃で、非常に熱いのです。お尻をいろいろな方向によけながら何とか我慢するのですが、お尻は熱く、身体の方にはあまり蒸気が回らないので温度が上昇しないという状態になります。

そこで、普通の椅子の上に不織布製のシーツを敷き蒸気が直接お尻に当たらないようにしてみました。タイで行われているハーブテントの方式ですね。これは、いいです!全体に蒸気が回って、すぐに身体が温まります。
しかも頭部は外に出しているので、のぼせにくくなっています。
水も通さない不織布を敷いていますので衛生的にも問題は無いし非常に良い方法です。
終わった後心地よい汗が出ていて、よもぎの成分のおかげで肌がすべすべした感じになります。
よもぎ蒸しの後の鍼やマッサージの効果が倍増します。


是非この心地よさ、体感してください。




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2013年02月01日

後藤艮山とよもぎ蒸し

江戸中期に後藤艮山と言う医者がいました。病は気の流れの滞りから起こるという「一気留滞説」を
唱えた人です。まことにその通りだと思います。
アキュサリュート高輪でも「一気留滞説」をとっていて、気の流れをよくすることを第一に考えています。
艮山先生が、気を流すのに良いと推奨したものに「湯治」があります。
この点も、全く同感です。アキュサリュート高輪でも温泉に行くようにと患者さんにお薦めしています。
鍼治療も温泉治療には勝てないとまで思っています。

そうは言っても、忙しい人が多すぎる。なかなか湯治には行けません。一泊ぐらいなら行き帰りで
疲れてしまいますので、むしろ行かない方がいいかもしれません。

そこで「よもぎ蒸し」。プチ湯治として考えました。
年末から試行錯誤。ようやくプチ湯治としてのよもぎ蒸しができました。

続く。



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