2010年11月27日

生姜の力

今の季節、薬茶は、棗茶(なつめちや)をお出ししています。時に肉桂(シナモン)、時に生姜を加えています。棗には、気血を補う作用があるといわれていまして、いわゆる元気をつけるのにいい食材です。漢方処方にも良く使われます。免疫力を挙げるとして、花粉症にも効果があるという報道もあります。

これに肉桂や生姜を加えると身体を温める効果が加わって、秋冬の飲料としては最適です。
生姜はショウキョウという漢方薬としても良く使われてきました。ゾクゾクする風の初期に、汗を出させて、カゼの邪気を外に追い出す作用があるとされてきました。一方、乾燥させた生姜は乾姜(カンキョウ)と名前の違う漢方薬として使われてきて、こちらは、身体の中に冷えがある場合に、使われてきました。

経験的にこうした使い分けがされてきたのですが、現代医学的にもこの使い分けが妥当だとわかっています。
生の生姜にはジンゲロールという成分が含まれていて、これには免疫を上げる作用があります。また、このジンゲロールに熱が加わったり、時間が経過すると、ショウガオールという成分に変化します。こちらには、血管を拡張させて、身体の深部を温める作用が強いというのです。

昔の人はこうしたことを経験から導き出したのでしょうね。
伝統の知恵をもっと活かして、健康でいたいものです。
posted by 院長 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬茶・薬膳
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