白金高輪からアキュサリュート高輪院長が、暑気払いのコツをお届けします。
熱中症で病院に運ばれる人が増えてきました。熱中症は中医学のなかでは「中暑」が近いです。暑邪に中(あた)る、という意味です。暑邪とは熱の邪気と、湿の邪気が絡んだものです。まさに今の時期の環境そのものです。
それでは、いかに熱邪と湿邪を取り除くか?
これは、湿と熱を取り去る効能を持つ食材を多くとるというのが一つの方法です。
簡単なのはその土地のその時期に採れる食材を食べるということ。そこに育つ動植物も、熱邪や湿邪の対抗して生育しているわけでそれらを除く効能があるわけです。
とくにおすすめは、西瓜です。白虎湯という解熱に優れた漢方処方がありますが、西瓜は「天然の白虎湯」とも言われてきました。そして、利尿作用もありますので、身体の余分な水分も排出してくれます。少し塩をかけて食せば、汗で失われた塩分も補給できて、最高の夏の食材です。
皮の白い部分は、赤い実の部分を少し残して一口ぐらいに切って、塩を振って冷蔵庫に保存します。半日で美味しい漬物になります。
2022年06月25日
この記事へのコメント
クラシエ薬品を2020年リタイア後、市民講師、薬剤師のアルバイト、ビザスクでのワンポイントコンサル、Webライターなどしています。昨年、Amazonから「マッチング漢方」を自費出版しました。普段は、テニス、剣道、スポーツクラブなど、悠々自適に暮らしています。現役時代の肩こり、腰痛は、全く消失しました。瀬尾先生の言う通り、気の流れがストレスで悪化していたのか!今になって気が付きました。
Posted by 加賀谷元 at 2023年09月06日 07:13
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