師走も20日になりました。この時期、月日の経つのが早いと毎年言ってますが、それも年々早くなっている気がします。
今日は気功について。
12月22日の冬至の日から、郭林新気功の練功を始めたいと思います。郭林新気功とは、画家でもあった郭林女史が、自らがんを患い、一念発起して、もともと家に代々伝わった気功などを研究して作り出した気功です。
1971年に創始となっていますからもう半世紀経っています。私が北京に留学したのは1985年からでした。その頃は、日本ではまだ気功はほとんど知られてはおらず、私も北京で初めて耳にしました。
あるとき中国人の友人に紹介されて、気功を教えているという北京動物園の隣にある紫竹院公園に見学に行きました。その頃すでに郭林新気功は中国全土で有名になり、北京でもいくつかの公園で教習が行われていました。
先生を中心に数十名が熱心に練習しています。休憩時間になると、皆が「癌自慢」を始めるのです。「自分は肺がんの末期で、手術をして胸を開いたが、もう手遅れだと何もせずそのまま閉じられたんだ。あと寿命は数か月と言われたが、もう5年生きている。」などと胸の傷跡を見せながら言うのです。
他の人も我も我もと、自分の癌自慢をしてくれます。先生もがんを克服した人が担当し、練習仲間もがんと闘っている人たちだから、やりがいもあるのでしょうね。皆さん生き生きとしてました。(続く)
#郭林新気功
2021年12月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189214212
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189214212
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック