2019年12月19日

銀杏の力、そして要注意!

イチョウの葉っぱも落ちて、今度は、強烈な臭いとともに実が落ちてくる季節ですね。
臭いけれど中からは、美味なギンナンが出てきます。
この銀杏(ギンナン)は、中薬名ではギンキョウと呼ばれます。または白果(ビャクカ)とも呼ばれます。痰を取り咳を止める効能があります。
しかし要注意!明代に書かれた本草鋼目という薬草書には、「有小毒」とあります。実際ギンナンを食べての死亡例も報告されているのです。
中薬大辞典には、「ギンナン中毒は、10歳以下の子供に多く、成人にもまれに見られる。中毒に至った量は、子供では7個から150個、成人では40個〜300個である。」と出ています。食後4時間から9時間で、おう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどの症状が出たことが東京都福祉保健局のホームページに出ています。
原因は、ギンナンに含まれるビタミンB6と構造の似た4'-メトキシピリドキシンという物質で摂取するとビタミンB6の働きを阻害してビタミンB6欠乏症のようになってしまうのだそうです。
美味しくて薬効も高い食べ物ですが、注意が必要ですね。とくにお子さんは注意しなくてはいけません。
ギンナン中毒に関しては、その原因物質を特定したという研究室のサイトに詳しく載っています。
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~wadakg/keyword/ginkgofoodp.html
posted by 院長 at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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