2014年08月28日

機能性ディスペプシア(FD)

品川も今日は雨。途端に涼しくなりました。このまま秋に移行するのでしょうか?

さて、最近、テレビや雑誌で「機能性ディスペプシア」という病名をよく目にするようになりました。
ディスペプシアとは消化不良のことです。日本消化器病学会のWebサイトの定義では、
「辛いと感じる食後のもたれ感、早期飽満感、心窩部痛、心窩部灼熱感のうち一つ以上あり、症状の原因となりそうな器質的疾患(胃内視鏡検査を含む)がないこと。6ヶ月以上前から症状があり、3ヶ月間はこの診断基準を満たす。」となっています。つまり「機能性」とは、調べてみたけど悪いところは見つからない、ということなのですね。

機能性疾患は、鍼灸の得意とするところです。最近も機能性ディスペプシアと診断された方を治療しました。
心窩部痛と、心窩部灼熱感があり、食欲もなく、病院からもらった薬を飲んでも効果がみられない、ということでした。こういう場合、気の滞りが原因のことが多いです。そのまた原因は、ストレスです。
ストレスがあると、気の流れを調節している「肝」の働きが落ちて、気の流れが滞ります。
まず、「胃」の働きに影響することが多いです。
胃の気が滞ると、ギュッと硬くなり、動きも悪くなります。詰まった状態になり、熱化して灼熱感が出てきます。行き場を失い気は上逆して、胸焼けや、ゲップ、吐き気を催します。

また、「胆」の経絡にも異常が起こることが多いです。胆の経絡は身体の横のラインですからここが詰まって片頭痛や、顎の痛み、コメカミの痛み、わきの痛みなどが起きてきます。耳のつまり感が出ることもあります。

治療は、とにかく「緩める」こと。身体の緊張を取ってあげます。とくに胃や胆に関係する経絡の流れをよくするように鍼をします。
経絡の流れが良くなると身体も緩み、胃も本来の働きをし始めます。

機能性ディスペプシアには、鍼灸!
posted by 院長 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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